結婚にも子供にも全く興味がなかった私

伊藤信子のつぶつぶストーリー(1/3)

 

 

こんにちは。

 

つぶつぶマザー@岩手/雫石の

伊 藤信子です。

 

2013年末まで

旧姓の高橋信子で活動していましたが、

念願の暮らしと活動の拠点「岩手いのちのアトリエつばさ」も

2013年秋に完成したので、これからは

伊藤信子で活動していくことにしました。

 

9才から0才まで、

2男2女の子供が4人と

大学で林業を専門に教えている

夫との6人家族です。

 

 

2013年6月に生まれた末っ子の愛美(あみ)は、

つぶつぶグランマゆずりの

つぶつぶではあたりまえに誰もが実践している

 

「出産費ゼロ円」の

 

楽ちんお産で生まれて来ました。

 

妊娠中も元気に活動を続け、お産もツルリと超安産で、

初産の時はトラブル続きだったのが嘘のようです。

 

毎日つぶつぶ料理を手作りし、

布おむつを洗い、山のような洗濯物を干し、

子供たちとつぶつぶのうたを歌ったり、踊ったり

絵本を読み聞かせたりの

にぎやかで元気あふれ、心やすらかな暮らしを

楽しんでいます。

 

この秋からは、岩手山を望む新しい家での暮らしが始まっています。

林業の研究を通じて知り合った夫と選んだのは

県産木材と大工職人の技をふんだんに生かし

毎日の暖房と給湯を薪エネルギーでまかなう

そして、自分たちも住みながら手を加え造りこんでいく家

 

つぶつぶの食を柱に、家族で楽しく実践しながら

新しい暮らし方を提案するいのちのアトリエです。

 

そして、私の仕事は、つぶつぶマザー。

 

具体的な活動の中心は

「キッチンからはじめる私革新」の心と技を伝える

「未来食セミナーScene1」の講師。

 

そして、料理講座、ランチ会、パーティーなど

「つぶつぶクッキング」のおいしさとその可能性を伝える

活動を通して、幸せな食と暮らし実践の輪を広げる仕事です。

 

暮らしをまるごと楽しみながら

暮らしの中に仕事が溶け込んでいる感じです。

 

 

こんな私の姿を見て

母が目を丸くしています。

 

実は私自身が一番驚いています。

 

なぜなら、20代半ばまでの私は、出産・子育てはおろか

結婚にすら全く興味がなかったのです。

 

「あなたは世界に羽ばたきなさい

 これからの時代、女性だってどんな仕事でもできる」

 

物心ついた頃から母にそう言われて育ちました。

 

 

素直にそれを受け取った私は

「お母さんになる」

というイメージがすっぽり抜けたまま

成長しました。

 

「世界の貧困問題を解決したい!」

 

「国際機関やNGOの職員になって日本を飛び出し、海外で仕事をしよう!」

 

そう思い定めて大学に入り、留学もしました。

 

使命感に燃え、恋やオシャレは二の次でした。

 

「世界のどこかで苦しんでいる人々がいるのに

 私だけが楽しんだり、幸せになってはいけない」

 

そう一途に思い込んで、勉強に没頭しました。

 

一方、料理や家事は面倒で

価値がないものと思っていました。

 

小学生のとき両親が共働きになり

私は毎朝早起きして自分と弟の弁当作り

部活のない日は洗濯やアイロンかけ

受験生の時も夕飯を作っていました。

 

でも、

 

「つまらない男と結婚して

 一生家事をして過ごすなんて絶対イヤ」

 

「私は世界を股にかけて仕事をし家事なんかやるもんか!」

 

そう心に決めてイヤイヤやっていました。

 

今のように赤ちゃんをおんぶして

子ども達とワイワイ家の中をクルクル動き回っている自分の姿なんて

当時は絶対想像できないものでした。

 

「世界平和のために人生を捧げたい!」

 

そう真剣に思っていたのです。

 

NPOで活動していた20代前半も

食の安全や社会問題は熱心に論じても

自分の食生活には無頓着で

台所に立つ時間もほとんどありませんでした

 

 

そんな私が、雑穀の流通や表示の調査活動を通じて

つぶつぶグランマゆみこに出会いました。

 

でも、その時は

 

「多国籍企業の陰謀で世界が大変なことになっているのに

 料理ばかりして喜んでいるなんて、なんて能天気なんだろう」

 

「なんで雑穀を使って変わった料理をするんだろう?」

 

と批判的に思っていました。

 

 

そんな私の意識が変わったのは、

2000年につぶつぶが開催した国際雑穀食シンポジウムで

通訳ボランティアをさせてもらった時です。

 

ゆみこの話と革命家スピリットに響いている私がいました。

 

海外ゲストと一緒にいのちのアトリエに連れて行ってもらい、

ゆみこやパートナーの郷田が、

体調を崩して苦しそうにしているエチオピアからのゲストの手当をしたり

ゆみこが醤油の一升瓶を振りながら、4人の子供たちと一緒に

豪快に楽しそうに料理して、おいしい料理やデザートが次々と

出てくるのに驚きました。

 

「穀物8割の食が人間の体に合っている

雑穀でおかずを作ることで、それが楽々実現できる」

という理屈が目からウロコで、

「それで雑穀なのか」とストンと腑に落ちました。

 

日常の食卓につぶつぶ料理が出される

地に足のついた暮らし・活動を目の前で見、体感させてもらったことで

つぶつぶを見る目が大きく変わり、

 

それから少しずつ

レシピ本を片手に作ってみるようになったのです。

 

 

              つぶつぶマザー

              伊藤信子

 

               2/3へつづく